by ゲスト » 2025/2/17(月) 15:07:03
着眼点、思考力、表現力なかなかいいと思いますね。
>>1次式を代入するところも含めて連立方程式の解き方なんじゃないかって思ったんです。
大体そういうことでいいと思います。
たとえば「方程式 2x=4 を解く」といったときには、
xは実数の範囲として2x=4を満たすxは何かを考える。
つまり集合{x|2x=4}がどうなっているのか考えることをしています。
等式の性質より2x=4⇔x=2だから集合は{x|x=2}と同じです。これで解はx=2とわかります。
今はx,yは実数として
{(x,y)|x^2+y^2=10 かつ x^2-y^2-2x+6y+2=0}・・・☆
この集合は何なのかを求めたい。
「x^2+y^2=10 かつ x^2+y^2-2x+6y+2=0」・・・条件①とします。
①を同値⇔で書き換えていって最終的に☆という集合{(x,y)|条件①} が
{(x,y)|(x,y)=(何か,何か)}と同じことだと言いたいわけです。
さて、①からスタートするとして、(前の式)-(後ろの式)で、
「2x-6y-2=10」・・・②となりますが、この式だけでは同値ではありません。
①⇒②ですが②から①へは帰ってこれません。いらない点も含んでますー。
同値のためにはx^2+y^2=10 をなくしてはいけないのです。
「x^2+y^2=10 かつ 2x-6y-2=10」・・・②'とします。
これなら②'から①へも戻れます。①⇔②'です。
現に、一次式が出てきたら x^2+y^2=10 を使い出しますよね。
なお、「x^2+y^2-2x+6y+2=0 かつ 2x-6y-2=10」・・・②''としても同値です。
1次式を代入するときどちらの円の方程式を使うか、の違いにあたると思います。
方程式を解く時には(意識しないですが)こうして同値⇔で書き換えをしていると言えます。
以下無視しても結構ですが、続きをやってみました。
ミスがあるかもしれないが流れは合っていると思います。
x^2+y^2=10 かつ 2x-6y-2=10・・・②'
⇔x^2+y^2=10 かつ x=3(y+2)
⇔ {3(y+2)}^2+y^2=10 かつ x=3(y+2)・・・[元の式に代入したところ]
⇔ 10y^2+36y+26=0 かつ x=3(y+2)
⇔ (y+1)(5y+13)=0 かつ x=3(y+2)
⇔ (y=-1 または y=-13/5) かつ x=3(y+2)
⇔(y=-1 かつ x=3(y+2)) または (y=-13/5 かつ x=3(y+2))
⇔(y=-1 かつ x=3) または (y=-13/5 かつ x=-9/5)
したがって☆は
{(x,y)|(x,y)=(3,-1)または(-9/5, -13/5)} に同じ。
着眼点、思考力、表現力なかなかいいと思いますね。
>>1次式を代入するところも含めて連立方程式の解き方なんじゃないかって思ったんです。
大体そういうことでいいと思います。
たとえば「方程式 2x=4 を解く」といったときには、
xは実数の範囲として2x=4を満たすxは何かを考える。
つまり集合{x|2x=4}がどうなっているのか考えることをしています。
等式の性質より2x=4⇔x=2だから集合は{x|x=2}と同じです。これで解はx=2とわかります。
今はx,yは実数として
{(x,y)|x^2+y^2=10 かつ x^2-y^2-2x+6y+2=0}・・・☆
この集合は何なのかを求めたい。
「x^2+y^2=10 かつ x^2+y^2-2x+6y+2=0」・・・条件①とします。
①を同値⇔で書き換えていって最終的に☆という集合{(x,y)|条件①} が
{(x,y)|(x,y)=(何か,何か)}と同じことだと言いたいわけです。
さて、①からスタートするとして、(前の式)-(後ろの式)で、
「2x-6y-2=10」・・・②となりますが、この式だけでは同値ではありません。
①⇒②ですが②から①へは帰ってこれません。いらない点も含んでますー。
同値のためにはx^2+y^2=10 をなくしてはいけないのです。
「x^2+y^2=10 かつ 2x-6y-2=10」・・・②'とします。
これなら②'から①へも戻れます。①⇔②'です。
現に、一次式が出てきたら x^2+y^2=10 を使い出しますよね。
なお、「x^2+y^2-2x+6y+2=0 かつ 2x-6y-2=10」・・・②''としても同値です。
1次式を代入するときどちらの円の方程式を使うか、の違いにあたると思います。
方程式を解く時には(意識しないですが)こうして同値⇔で書き換えをしていると言えます。
以下無視しても結構ですが、続きをやってみました。
ミスがあるかもしれないが流れは合っていると思います。
x^2+y^2=10 かつ 2x-6y-2=10・・・②'
⇔x^2+y^2=10 かつ x=3(y+2)
⇔ {3(y+2)}^2+y^2=10 かつ x=3(y+2)・・・[元の式に代入したところ]
⇔ 10y^2+36y+26=0 かつ x=3(y+2)
⇔ (y+1)(5y+13)=0 かつ x=3(y+2)
⇔ (y=-1 または y=-13/5) かつ x=3(y+2)
⇔(y=-1 かつ x=3(y+2)) または (y=-13/5 かつ x=3(y+2))
⇔(y=-1 かつ x=3) または (y=-13/5 かつ x=-9/5)
したがって☆は
{(x,y)|(x,y)=(3,-1)または(-9/5, -13/5)} に同じ。