約数の総和について聞きたいことがあります
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約数の総和について聞きたいことがあります
200の約数の個数とその総和を求め、約数の中で偶数は何個あるか求める(約数はすべて正とする)っていう問題なんですけど、なんで3と2に+1してるのでしょうか?
Re: 約数の総和について聞きたいことがあります
2³x5²
2に関して2⁰,2¹,2²,2³の4通り
5に関して5⁰,5¹,5²の3通り
ということですね
200=2³5²
なので、200の正の約数の総和Sは
S=(1+2+2²+2³)(1+5+5²)
=15×31
=465
です。
2に関して2⁰,2¹,2²,2³の4通り
5に関して5⁰,5¹,5²の3通り
ということですね
200=2³5²
なので、200の正の約数の総和Sは
S=(1+2+2²+2³)(1+5+5²)
=15×31
=465
です。
Re: 約数の総和について聞きたいことがあります
例として、「18」について考えます。
素因数分解したら
2×3二乗
ですね。
18の約数について考えるとき、少し変わった考え方をしてみます。
素因数分解した結果、2と3が含まれることがわかりました。
そこで、「2」と書かれたボールを箱に入れて用意します。
一方、「3」と書かれたボールを二つ、別の箱を用意して入れておきます。
「3」ボールが二個なのは、素因数分解の結果3が二つ(二乗)含まれていたからです。
最後に、「1」と書かれたお盆(トレー)を用意します。
準備ができた上で、こんなことをしてみましょう。
「2」の箱からボールを取り出します。
「3」の箱からボールを一つ取り出します。
ボールを「1」のお盆の上に置いて
「1」と、「2」が一つ、「3」が一つ、これを掛け合わせた【6】は、18の約数の一つですね。
このようにして、箱からボールを取り出し、お盆に置いて、書かれた数を掛け算することで18の約数が次々と出来上がります。
ところで、「こちらの箱からはボールを取り出さない」という選択も許すことにします。
「2」の箱からも「3」の箱からもボールを取り出さない場合、「1」のお盆の上には何もなく、お盆そのもの【1】だけとなります。
【1】も18の約数ですから、うまくできた仕組みですね。
話を整理します。
「2」の箱にはボールが一つ。
「3」の箱にはボールが二つ。
それぞれの箱について「取り出さない」という選択肢を与えれば、
「2」の箱に対してできる操作は2通りあります。
(取り出すか、取り出さないか)
「3」の箱に対してできる操作は3通りあります。
(一つ取り出すか、二つ取り出すか、取り出さないか)
この【2通り】×【3通り】の組み合わせ数の分だけ、約数が出来上がると考えることにします。
だから「2×3」は、素因数2と3を掛け算しているわけではないのです。
約数の総和を求める式は、それをジッと眺めていても理解は難しいです。
展開しちゃうと気付くことがあります。
18を例に、約数の総和を考えます。
(1+2)×(1+3+3二乗)
=1
+3
+3二乗
+2
+2×3
+2×3二乗
わかりやすくするために改行しながら展開してみました。
各行(項)が、18の約数になっていることに気付けばしめたものです。
約数の総和は「こうやるとうまくいく」式と捉えてしまったほうがいいと思います。
素因数分解したら
2×3二乗
ですね。
18の約数について考えるとき、少し変わった考え方をしてみます。
素因数分解した結果、2と3が含まれることがわかりました。
そこで、「2」と書かれたボールを箱に入れて用意します。
一方、「3」と書かれたボールを二つ、別の箱を用意して入れておきます。
「3」ボールが二個なのは、素因数分解の結果3が二つ(二乗)含まれていたからです。
最後に、「1」と書かれたお盆(トレー)を用意します。
準備ができた上で、こんなことをしてみましょう。
「2」の箱からボールを取り出します。
「3」の箱からボールを一つ取り出します。
ボールを「1」のお盆の上に置いて
「1」と、「2」が一つ、「3」が一つ、これを掛け合わせた【6】は、18の約数の一つですね。
このようにして、箱からボールを取り出し、お盆に置いて、書かれた数を掛け算することで18の約数が次々と出来上がります。
ところで、「こちらの箱からはボールを取り出さない」という選択も許すことにします。
「2」の箱からも「3」の箱からもボールを取り出さない場合、「1」のお盆の上には何もなく、お盆そのもの【1】だけとなります。
【1】も18の約数ですから、うまくできた仕組みですね。
話を整理します。
「2」の箱にはボールが一つ。
「3」の箱にはボールが二つ。
それぞれの箱について「取り出さない」という選択肢を与えれば、
「2」の箱に対してできる操作は2通りあります。
(取り出すか、取り出さないか)
「3」の箱に対してできる操作は3通りあります。
(一つ取り出すか、二つ取り出すか、取り出さないか)
この【2通り】×【3通り】の組み合わせ数の分だけ、約数が出来上がると考えることにします。
だから「2×3」は、素因数2と3を掛け算しているわけではないのです。
約数の総和を求める式は、それをジッと眺めていても理解は難しいです。
展開しちゃうと気付くことがあります。
18を例に、約数の総和を考えます。
(1+2)×(1+3+3二乗)
=1
+3
+3二乗
+2
+2×3
+2×3二乗
わかりやすくするために改行しながら展開してみました。
各行(項)が、18の約数になっていることに気付けばしめたものです。
約数の総和は「こうやるとうまくいく」式と捉えてしまったほうがいいと思います。