破産する確率の漸化式について.
資金が+1される確率をp,-1される確率をq=1-pとする.
0で破産,目標額Nに達したらゴールとする.
資金がkであるときに破産する確率をr[k]とする.
この問題の漸化式を立てるとき,私はk+1の状態からqでkの状態に,k-1の状態からpでkの状態になることから,
r[k] = q*r[k+1] + p*r[k-1]
となると考えたのですが,正しい答えはr[k] = p*r[k+1] + q*r[k-1]となるようです.
なぜでしょうか?
状態推移の基本的な考え方に則っているつもりなのですが,何が違うのでしょうか?
破産する確率の漸化式について
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Re: 破産する確率の漸化式について
話を分かりやすくするために、現時点で資金量が2とします。
この状態から破産に至る道筋は2つです。資金量が1に減ったのちに破産する、と資金量が3に増えたのちに破産するです。
資金量が1になったのちに破産する確率はr[1]、資金量が3になったのちに破産する確率はr[3]ですから、r[2]=q×r[1]+p×r[3]となります。
もうお分かりですね。資金量が減ったのちの確率はr[k-1]に計算をまかせ、資金量が増えたのちの確率はr[k+1]にまかせれば良いのです。
この状態から破産に至る道筋は2つです。資金量が1に減ったのちに破産する、と資金量が3に増えたのちに破産するです。
資金量が1になったのちに破産する確率はr[1]、資金量が3になったのちに破産する確率はr[3]ですから、r[2]=q×r[1]+p×r[3]となります。
もうお分かりですね。資金量が減ったのちの確率はr[k-1]に計算をまかせ、資金量が増えたのちの確率はr[k+1]にまかせれば良いのです。